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【経営塾】2021年4月

【経営塾】2021年4月

令和3年4月の「経営塾」例会は、講師にキヤノングローバル戦略研究所研究主幹の杉山大志氏をお招きして、下記の要領で開催致しました。

講 師:杉山大志氏(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)
テーマ:「地球温暖化のウソ&ホント―フェイクニュースとファクトデータ」

【講師の横顔】すぎやま・たいし
北海道生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、工学部物理工学修士。温暖化問題およびエネルギー政策を専門とする。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、産業構造審議会、省エネ基準部会等の委員を歴任。著書に『地球温暖化のファクトフルネス』(アマゾン『地球温暖化問題の探究:リスクを見極め、イノベーションで解決する』(デジタルパブリッシングサービス)等。

1980年代後半から騒がれるようになった「地球温暖化」。近年では少しでも疑義を語る人は異端児扱いされるほど世界的に浸透してきています。ビジネス界隈では「イノベーションによるビジネス創出」と地球温暖化が密接に結びついており、特に二酸化炭素排出量でバッシングされてきた自動車産業ではカーボン・ニュートラルを合言葉に様々な技術革新が起ころうとしています。

しかしながら、世界平均気温の上昇は事実とはいえ、2050年にCO2の排出をゼロにするという極端な目標に合理性はあるのでしょうか。過剰な対策は国民や企業に多大な負担を課しているのではないかと疑問の声が上がってもおかしくありません。

そこで第379回経営塾例会では、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の杉山大志さんを講師にお迎えします。杉山さんは「イノベーションを通じた温暖化問題の解決の検討」を研究テーマにしていますが、中国のように温暖化を国際的な政治取引の材料とすることにも警鐘を鳴らしています。また、温暖化の真実の観測データとフェイクニュースを見極めて議論すべきだとして、盲目的に温暖化危機を煽ることの危険性を指摘しています。日本は温暖化問題とどう向き合うべきなのか、地球温暖化の虚実について忌憚のないご意見をお聞きしたいと思います。