Seminar

【経営塾】2019年11月

【経営塾】2019年11月

令和元年11月の「経営塾」例会は講師に週刊文春編集局長の新谷学氏をお招きして、下記の要領で開催致しました。

講 師:新谷学氏週刊文春編集局長
テーマ:「週刊誌報道とメディアの生き残る道」

講師の横顔:しんたに・まなぶ
1964年生まれ。1989年3月早稲田大学政治経済学部卒、同年4月㈱文藝春秋入社。「ナンバー」編集部、「週刊文春」編集部、月刊「文藝春秋」編集部などを経て、2011年ノンフィクション局第一部部長、2012年4月「週刊文春」編集長。6年間にわたり編集長を務めた後、2018年7月「週刊文春」編集局長に就任した。著書に『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)、『文春砲』週刊文春編集部編(角川新書)

この10月、菅原一秀経済産業相、河井克行法相と、2人の閣僚が相次いで辞任しました。いずれも9月の組閣で初入閣した大臣でしたが、週刊文春の報道がきっかけで引責辞任に追い込まれています。

報道に求められる最大の使命は「権力の監視」と言われますが、近年は閣僚や国会議員だけでなく、国家官僚や県知事までも週刊誌のスキャンダルによって、その地位を失うことが増えています。

しかしながら、さまざまな芸能・政治スキャンダル報道で「文春砲」という流行語までつくった週刊文春も、他の週刊誌よりは落ち幅は少ないものの、部数という意味では右肩下がりの苦境が続いています。決して週刊誌報道が注目されなくなったわけではなく、むしろ「週刊誌報道→テレビ報道→SNSメディア」といった具合に情報の発信源として非常に重宝されています。雑誌コンテンツの魅力が販売部数という収益に結びつかない状況が、多くの出版メディアを悩ませています。

そこで11月例会では、週刊文春の前編集長で現在は週刊文春編集局長の新谷学さんを講師にお迎えします。新谷さんは週刊文春のデジタルコンテンツ化をはじめ、新しい文春の在り方を模索してきました。紙媒体の凋落が進む中、メディアはどう活路を開くのか、週刊誌報道の役割に変化はあるのか、週刊文春はどのようなメディアになっていくのか、新谷さんのスクープに対する考え方など、忌憚のないご意見を語っていただきました。