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【経営塾フォーラム】2021年6月

【経営塾フォーラム】2021年6月

令和3年6月の「経営塾フォーラム」例会は、参議院議員で自民党外交部会長の佐藤正久氏をお招きして、下記の要領で開催致しました。

講 師:佐藤正久氏(参議院議員、自民党外交部会長)
テーマ:「東京五輪直前!日本の外交を考える ――コロナ、五輪、対中、対米の課題」

【講師の横顔】さとう・まさひさ
1960年生まれ。福島県出身。83年防衛大学校卒業。イラク先遣隊長、第7普通科連隊長等を歴任。2007年参議院議員に出馬し、初当選。12年防衛大臣政務官、16年参議院外交防衛委員長、17年外務副大臣等を歴任。当選3回。

4月16日に行われた日米首脳会談。バイデン大統領就任後、対面で行う初めての首脳会談として菅義偉首相がワシントンに向かいました。会談では日米同盟の深化とともに対中国を念頭においた、様々な分野で連携について話し合われたようです。

米中関係を「新冷戦」と話す識者は多くいますが、この両国に挟まれる形で外交力を問われているのが、東京五輪を目前に控えた日本です。中国は2月に「海警法」を施行し、巡視船に武器使用権限を付与しました。これは尖閣諸島近海に出没する中国巡視船が疑似軍事組織になったことを意味します。つまり日本の海上保安庁の保安官の命が危険にさらされる可能性があります。日中関係を見た場合、安全保障の面では日米同盟による抑止力の強化が求められていますが、中国からは経済貿易協力をはじめ、東京五輪と北京冬季五輪の成功に向けた協力、
来年の日中国交正常化50周年に向けた両国関係の安定が求められるなど、どこまで欧米の対中国強硬路線に同調するのか、難しい舵取りに迫られています。

そこで第403回経営塾フォーラム例会では参議院議員で自民党外交部会長の佐藤正久さんを講師にお迎えします。日本の外交は、新型コロナ禍における水際対策や五輪を政治利用する中国の動向、尖閣はじめ安全保障、米中・アジア新興国を含む経済外交等々、喫緊の課題が山積しています。いま日本の外交がどのような成果を上げ、かつ危機に直面しているのか、そして日本はどのような道を進もうとしているのか、忌憚なく語っていただきます。