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【経営塾フォーラム】2021年10月

【経営塾フォーラム】2021年10月

令和3年10月の「経営塾フォーラム」例会は、レノバ会長の千本倖生氏をお招きして、下記の要領で開催致しました。

講 師:千本倖生氏(レノバ会長)
テーマ:「脱炭素に向けた再生可能エネルギー導入拡大の動向」

【講師の横顔】せんもと・さちお
1966年京都大学工学部卒業。同年、日本電信電話公社(現NTT)を経て、稲盛和夫氏らと第二電電(現KDDI)を共同創業。96年慶應義塾大学大学院教授。カリフォルニア大学バークレー校客員教授を経て、イー・アクセス、イー・モバイルをCEOとして立ち上げ、両社の拡大を長きにわたり牽引。2015年レノバの会長に就任。米国フロリダ大学大学院Ph.D(電子工学)。IEEEフェロー。

 

6月11~13日にイギリスで開かれたG7では、産業革命以降の平均気温上昇を1.5℃未満に抑制(1.5度目標)するために各国が行動すべきと確認されました。これは2016年に発効したパリ協定で定められた「2℃未満に抑制すること」という規定より厳しいものです。同時に、この取組を実効あるものにするため、各国内の電力システムを2030年代に最大限脱炭素化することや排出削減が取られていない石炭火力の輸出支援の停止が表明されました。
このような世界の動きの中で日本政府も排出量目標の上方修正を行い、今年4月にアメリカで開催された気候サミットに合わせて、2030年度の排出量を2013年度比で46%削減することと「50%の高みに向けて挑戦を続ける」ことを表明しました。ちなみに昨年12月には、この脱炭素化への取組を経済成長に結びつけるとのコンセプトで「グリーン成長戦略」を策定し、この実行のため2兆円規模のグリーンイノベーション基金を設立するなど、日本においても脱炭素化への取組が加速しています。

そこで第404回経営塾フォーラム例会ではレノバ会長の千本倖生さんを講師にお迎えします。レノバは再生可能エネルギーの電源開発・運営に特化した企業で、この分野では日本で唯一の独立系上場企業(東証1部)でもあります。太陽光発電だけでなく、バイオマス発電や洋上風力発電も手掛けるなど、次世代エネルギー分野では注目の存在です。第二電電(現KDDI)、イー・アクセスと通信・IT関連事業を手掛けてきた千本さんがなぜレノバの経営に参画したのか、その経緯と合わせて脱炭素に向けた再生可能エネルギー導入拡大の動向について語っていただきます。